トイレを我慢しないことが大切です

排尿のときに痛みが現れたり、排尿しても残尿感がある場合は、膀胱炎の疑いがあります。何となく熱っぽいという症状を感じる人もいます。そのような症状に気づいたら、内科か泌尿器科を受診しましょう。 膀胱の内面は、口の中のような柔らかい粘膜でできてい…

デリケートな〝水溶性ビタミン〟

脂溶性ビタミンと対照的に、油に溶けにくく、水に溶けやすい「水溶性ビタミン」は九つ。Bl、B2、ナイアシン、B6、B12、ビオチン、パントテン酸、葉酸、Cの九つである。 水溶性ビタミンは、過剰に摂っても、体内に蓄積されることはなく、尿といっしょに速や…

ギンナンを1000個食べると死ぬって?

『本草綱目』 には「1000個食べると死ぬ」とある。 最近、私の患者さんで咳が続いたので毎日ギンナンを焼いて20~30粒を1週間食べ続けたところ、動博、倦怠感が表れた人がいる。1日10粒までが適当だ。食べすぎに注意。その他のナッツ類○ココナッツ ヤシ科で…

生活習慣病の元凶になると悪物扱いにされている肉や乳製品でも

食べすぎるとガン、心臓病、脳卒中、糖尿病、痛風などの生活習慣病の元凶になると悪物扱いにされている肉や乳製品が大好物というものの、少食なら大丈夫なのだ。 たとえ、野菜・果物・穀類といった、人類の歯の形に合った「健康食」や「ダイエット食」でも、…

カフェインは入眠に影響します

ヵフエインを摂取すると、たいていの人は砂糖を摂取した時と同じように、-時的に注意力が高まり気分が高揚します。このためカフェインを夜遅くに摂取すると(就寝前の2時間以内)、入眠に影響がでてきます。何時に摂取したかにかかわらず、1日に300ミリ以…

日中眠気を感じないためには、何時間の睡眠が必要か。

何時間睡眠をとると、自然に日が覚めるか(過度に疲労していない場合)。また、日中眠気を感じないためには、何時間の睡眠が必要か。 もし答えが全体的にほぼ同じならば、自分に必要な適切な睡眠時間をとっていることになります。もし答えがさまざまならば、…

大豆のイソフラボンの効用

大豆にはイソフラボンというポリフェノールが含まれています。 化学構造が女性ホルモンと似たところがあり、体内できわめて弱い女性ホルモン様作用を示します。 その効果は、女性ホルモンの1000分の1以下といわれています。 このため男性では、抗男性ホルモ…

基礎代謝には個人差があります

年齢や性別、体重同じであっても、基礎代謝には個人差があります。基礎代謝量の大きい人もいれば、基礎代謝量の低い人もいるのです。基礎代謝量の大きい人ほど、食べたいものをどんどんエネルギーとして消費していくため、余分な体脂肪をため込みにくいので…

糖質の取りすぎが,癌を成長させる?

糖質の取りすぎが身体にどのような悪影響を及ぼすことになるのか代表的なものを挙げてみましょう。悪性腫瘍=がんは、様々な要素が複雑に絡み合って起きる病気です。がんとブドウ糖の関係について少し説明してみましょう。 がん細胞は、正常細胞とは違って、…

合併症の危険を増す食後高血糖とは?

糖尿病で恐ろしいのは合併症の危険が増えることですが、特に警戒しなければいけないのは食後高血糖です。 血糖値は常に一定であるわけではありません。 身体の活動の状況によって変化します。特に食事の後には血糖値が上昇します。 そこで、糖尿病治療では、…

インスリン抵抗性とは?

私たちが食べたり飲んだりして体に取り入れてられた糖質は、消化分解されて、最終的にぶどう糖となり、血液中に吸収されます。食べた後に血糖値が上がるのはそのためです。この血液中のブドウ糖が全身の細胞に取り込まれ、エネルギー源として利用されのです…