大豆のイソフラボンの効用

大豆にはイソフラボンというポリフェノールが含まれています。

化学構造が女性ホルモンと似たところがあり、体内できわめて弱い女性ホルモン様作用を示します。

その効果は、女性ホルモンの1000分の1以下といわれています。
 
このため男性では、抗男性ホルモン作用を示し、前立腺がんの発生を抑える方向に働きます。

また女性では、本来の女性ホルモンとは括抗的に働き、乳がんの発生も抑制すると考えられます。

さらに女性では、この弱い女性ホルモン様作用によって、更年期以降の骨租髭症や動脈硬化の進行を抑えることも知られています。