基礎代謝には個人差があります

年齢や性別、体重同じであっても、基礎代謝には個人差があります。
基礎代謝量の大きい人もいれば、基礎代謝量の低い人もいるのです。
基礎代謝量の大きい人ほど、食べたいものをどんどんエネルギーとして消費していくため、余分な体脂肪をため込みにくいのです。
そして逆に、基礎代謝量の低い人は、食べた物を効率的にエネルギーに変えることができないため、体脂肪をため込みやすく、太りやすくなります。

言い換えれば、みんなと同じ献立、同じエネルギーの食事をとっても、太ってしまう人もいればどんなに食べても太りにくい人がいるのです。

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糖質の取りすぎが,癌を成長させる?

糖質の取りすぎが身体にどのような悪影響を及ぼすことになるのか代表的なものを挙げてみましょう。
悪性腫瘍=がんは、様々な要素が複雑に絡み合って起きる病気です。
がんとブドウ糖の関係について少し説明してみましょう。

がん細胞は、正常細胞とは違って、解糖系というブドウ糖に依存したエネルギーを使って成長します。
つまり、がん細胞はブドウ糖が大好物で、ブドウ糖食べて大きくなるのです。
さらに血糖値が高いと酸化と糖化が同時に起こり、細胞はより、ガンを発生しやすい方向に向かいます。糖質制限をして、がん細胞の栄養になるブドウ糖を減らす事は、がんに食事を与えないことに繋がり予防となるのです。

合併症の危険を増す食後高血糖とは?


 糖尿病で恐ろしいのは合併症の危険が増えることですが、特に警戒しなければいけないのは食後高血糖です。
 血糖値は常に一定であるわけではありません。

身体の活動の状況によって変化します。
特に食事の後には血糖値が上昇します。

そこで、糖尿病治療では、食事を摂ってから長時間をおいたときの空腹時血糖値と食事から二時間後の食後血糖値の二つを計測し、糖尿病の状況を判断しています。
 糖尿病の人は全般的に血糖値が高いのですが、食後の血糖値は特に高くなります。これを食後高血糖と呼びます。

 実は、合併症は食後血糖値が高いほど起こりやすいのです。

特に、心筋梗塞脳梗塞などは食後高血糖と深く関連しています。

インスリン抵抗性とは?

私たちが食べたり飲んだりして体に取り入れてられた糖質は、消化分解されて、最終的にぶどう糖となり、血液中に吸収されます。
食べた後に血糖値が上がるのはそのためです。
この血液中のブドウ糖が全身の細胞に取り込まれ、エネルギー源として利用されのですが、その時にインスリンが働きます。

インスリンの働きが良ければ、食後いったん上がった血糖値は速やかに下がります。
そうやって私たちの体内の血糖値はほぼ一定に保たれるわけです。

ところが内臓出脂肪がたまり、悪玉アディポサイトカインが大量に出てインスリンの作用を妨げてしまいます。

つまりインスリンは分泌されているのに働きが悪くなるのです。

 

この状態をインスリン抵抗性といいます。